「はちゃたー」をご覧の皆様&Twitterでお世話になっている皆様へ
(掲載期間:2021年7月24日〜当面の間)

※この内容は後日公開予定のはちゃたー日記(5月31日分)と同じ内容です



さて、今回は非常に残念な報告となります。

私ねおやまは、右目の視野が一部欠損しており、
このまま何もせずにいればいずれ失明する
ことがわかりました。

原因は「正常眼圧性緑内障」という病気です。
緑内障の一種なので現代の医学では治癒は不可能だそうで。



私は緑内障ってのはもっと高齢者の病気だと思っていました。
ねおやまさんまだ30代なんですけどね…
実際に40代以上で発症率は20人に一人という病気です。
40代以上で5%という、ほかの有名な疾患に比べればかなり
少ない数字であるにもかかわらず30代の私がしかも眼圧は正常という
さらにレアな緑内障になってしまったことに関しては
本当に運が悪かったとしか言いようがなく
この気持ちをどこにぶつければいいのか全く分かりません。

ちなみにざっくり言うと白内障は目の外側の病気ですが
緑内障は目の内側の病気なので、
よほどの外傷でもない限り外部原因にはよらないそうです。
不摂生とかの影響はほとんどなく、しいて言うのなら
近視の人ほど目に負担がかかるために発症しやすい、程度だそうで。

まぁ実際に私は人一倍目を酷使していたので
それがたたったのだろうと言われれば言い訳できないのですが、
にしても突然のことであまりにもショックが大きく、
しばらく何もできずに寝込んでいたほどです。



さてここで、発症に気づいたきっかけについて簡単に説明します。

数年前より「最近メガネの度が合わないなー」と思うようになっていました。
特に最近夜間や暗所で目を酷使するようになってそれが気になってきたので
メガネ屋に行ったのですが、「度数は変えなくてもいい」と言われ、
そのことをツイッターで報告。


すると、フォロワーの瀬音さんちゃーりーさんのお二方が

それって老眼の始まりなのでは?

というショッキングなリプライを発信。



そこで私は

何いってんだてめー!俺まだ30代だぞ!
 ほら、近くのものだってこんなにはっきり見えるんだぞ!
 あ?
 ねおやまナメんなよ?
 俺ははちゃたーの管理人だぞ!

 でもそこまで言うなら眼科行って検査してもらって
 それを証明してみせらぁうっひょー!(^ω^)



っていう、正直なところギャグに近いノリで眼科に行く決心をしたんですよ。

ところが眼科に行く前夜、寝る前に部屋でセルフ視力検査をしていたら、
「あれ、右目の盲点ってここだったっけ?」
と、ここで初めて自分の視野が一部おかしいことに気づきました。
時計で言えば、右目の10時から11時の方向が
3時の方向にある盲点のように見えなくなっていました。

これが今年三月末のことでございます。


翌日家の近くの眼科に行き、視野のことも含めて老眼について相談したところ、
やはり老眼はまだ発症していないかわりに視野の欠損が正式に見つかりました
うん、老眼なんかよりももっとやばいやつですね。
背筋が凍りました。

その後、私はセカンドオピニオンもかねて同僚に勧められた別の眼科に行き、
そこでさらに紹介状を数枚書いて貰って脳神経外科新大病院などを次々とハシゴ。

その結果、脳ではなく視神経(眼底)に異常があることが判明し、
先ほど申し上げた正常眼圧性の緑内障であることが確定したのでした。



でも、先生には褒められましたよ。
「よくこの段階で気づいてちゃんと来院しましたね」って。

緑内障は放っておけばどんどん進行してやがては失明する病気です。
回復方法も今はありません。

ただ、ガン同様に早期発見できれば薬によって進行を止めたり
あるいは大幅に抑えられる病気なので、このタイミングでの発見は
相当なファインプレイだと仰っていたのですね。

これ、ツイッターのフォロワーさんには
本当に感謝しなきゃいけないなと思いまして。

改めてこちらでも御礼申し上げたいと思います。
気付くのがあと数年遅れていれば、もっと大変なことになっていたようです。

本当にありがとうございました。





で、肝心な「お仕事」のほうなのですが。

ご存じの通り私は「目」にはかなり敏感な現場職をやっているので
正直なところ仕事を辞めさせられるのではないかって不安がいっぱいで
会社には報告したくなかったのですが、
眼科の先生に「問題はないとは思うが何とも言えない、
でも何かあってからでは遅いですからね」と強く推され、
診断書を書いて貰って正直に報告しました。
それが最終診断結果が出た翌日です。

案の定、速攻で仕事を止められました。

結果、視野検査の結果は一部欠損があるものの
現業には支障がないレベルであった
という会社側の最終判断が下り、
私の業務停止はわずか二日間で収まりました。

ゴールデンウィーク明けの出来事でございます。



あとでわかったことに、私が通った眼科は
私の会社とのコネクションが強かったらしく
私の裏でも迅速に情報共有が取れていたそうで、
現場復帰までの時間が大幅に短縮されたそうです。

違う眼科だったら判断が何倍も、場合によっては一か月以上遅くなったり
共有がうまくいかなくて違う判断が下されていたかも、と言われました。

「正直に報告してくれてありがとう、
明日まで業務停止だけど、精神的に相当疲れたんじゃない?
今は忙しくないから良かったら有休とってもいいよ?」

と直属の上司に優しい人声をかけられ、甘んじることに。
本当に感謝しております。





…と、以上が私の激動の一か月半の流れでした。
幸いほとんど仕事に支障なく引き続き今のお仕事を
続けられることになりましたが、全く安心はできません。

毎年定期的に検査をするのですが、その際少しでも
病状に進行が見られかつ支障がみられた場合は即降板になってしまいます。
その時に後悔しないよう、今後は様々な角度でオンもオフも
活用していこうと思った所存です。

もしかしたら数年後には今の仕事を辞めているかもしれません。
或いは同じ会社で全く違うことをしているかもしれませんね。

神のみぞ知るですが、いずれにせよ良い方向に向かえるよう
少しずつ今から努力していこうという決意を表明して
本日の日記のシメとさせていただきます。

今後とも私ねおやまと「はちゃたー」を何卒よろしくお願い申し上げます。










<FAQ>

視野が欠損するとどんな感じになるの?

A:数秒間太陽を直接見たり、対向車がハイビームのまま通過したりすると
 一時的にその部分だけ目がちかちかする経験があると思います。
 まさにそんな感じだと思ってください。

 ただしそれが、寝ても覚めても一生残っている状態です。

 両目で見ている限り、日常生活はもちろん仕事にも車の運転にも
 お絵描きにも支障はないですが、稀に若干の違和感を覚えます。



で、本編の「はちゃたー日記」の再開はいつですか…

A:ごめんなさい!間もなく再開予定です!

 因みに来年の7月1日で、このはちゃたーはなんと開業20年を迎えます。
 そのタイミングまでにすべてのコンテンツを再開する予定です。
 こればかりは「何があっても絶対やる」と断言しておきます。



新潟のおススメのお土産を教えてくださいシルブプレ

A:流れ梅(夏季限定)